長指フックトカゲ背びれ付き

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Long hook lizard with Dorsal fin
長指フックトカゲに続きの記述がありました
樹上からの落下時に葉っぱにひっかかるために指が長くなったのですが
さらに死角をカバーするために背中にひれがはえたものもいたようです
ダコウ氏はロンギスクアマの正体はこれではないかとコメントしています
参考文献 スティーブン・J・ダコウ 「long hook Lizard 」

ニクトサウルス02

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翼竜はどんな姿で歩いていたのでしょうか
翼竜の歩く姿が謎なので いろんなパターンが議論されています。

骨格からみると後ろ足が貧弱でとても2足歩行できそうにありません
普通の陸上動物の常識をあてはめるより
ここは常識をとっぱらって意外な生態を想像する必要があるかもしれません

コウモリから類推すると翼竜はほとんど歩いたりせずに
生活時間の半分は樹木や崖にぶらさがっていたのではないかと考えます
それを絵にしてみました。
休息中は植物に擬態していたという提案も加味してみました
なにより興味深いのは指の向きです。
逆さまにぶらさがるなら手首や爪の向きが逆向きになると推論しています
指先が尻尾の方を向いています。(実際は横向きでしょう)

もし。地上を歩いていても 生活時間のほんの1割ぐらいでしょうか
生活時間からいって樹上生活を優先すれば
指の向きは 後ろむきだろうと論証しています

そして、足跡化石の研究では指のむきが逆向き(資料では横向きに見えます)
であるというレポートがあることから そのような論証になっているようです
骨格だけの復元からは でてこない発想ですね
しかも前足だけの足跡が発見されていることから 
前輪駆動タイプの2足歩行を提案しています。常識にはない2足歩行です

足跡化石の環境から 湖沼で拾い食いしている生活を想像してみました。
後ろ足はバランス取りにしか役立っていないです。
これも見かけない説なので 絵にしてみました。

頭頂部の擬態の葉っぱが丁度 日陰となって 魚を誘い込むに
都合がいいかもしれません

定説ではなく一つの仮説ですのであしからず
参考  スティーブン・J・ダコウ
「Let’s propose a new interpretation of the crest of the Nikto Saul」

長指フックトカゲその2

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長指フックトカゲその2
「なぜ4番指が長くなったか」

三畳紀に 前足の4番指が長く延びたトカゲのような化石が見つかっています
この「Bellubrunnus」よりインスピレーションを受けて
Dr.ダコウは「長指フックトカゲ」なるものを提案しています。

「長指フックトカゲは樹冠の葉の上を這っていたと思われます
葉の上は地面と違ってフワフワとした手ごたえの無い世界です
空気の上を歩くのに似ていたことでしょう
指を長くのばすことで擬似的に表面積が増えたことになります」
参考文献 スティーブン・J・ダコウ 「long hook Lizard 」

英文ではよくわからないので絵にしてみました。
これで4番に限らず、すべての指が長い理由はわかるのですが
ことさら 4番指が 翼になった明快な説明がありません
5番は逆さにぶら下がるために逆向きだったりするので
比較的長い4番が翼になったのでしょうか

これが鳥類・獣脚類の3本指とどう関係するかは別の章に続くようです